盗難ナンバー装着の軽乗用車、逃走中に路外逸脱で2人重傷

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16日早朝、福岡県飯塚市内の市道で、盗難の疑いがあるナンバープレートを装着していたとして、パトカーに追跡されていた軽乗用車が対向車線側に逸脱、道路右側にある民家敷地内に飛びこんだ。この事故でクルマに乗っていた男女2人が重傷を負った。 

福岡県警・飯塚署によると、事故が起きたのは16日の午前6時30分ごろ。同署のパトカーが飯塚市内をパトロールしていたところ、盗難手配の出ていたナンバープレートを装着した不審な軽乗用車を発見した。

クルマはパトカーを振りきって逃走したが、直後に応援要請を受けて急行した別のパトカーがこれを発見。追跡を開始した。クルマは速度を上げて走り続けたが、約1km先の飯塚市綱分付近の市道を走行中に緩やかなカーブを曲がりきることができず、対向車線側に逸脱。道路右側にある民家の庭に飛びこんだ。

事故によってクルマは中破。運転していた18歳の少年と、助手席に同乗していた17歳の女子高校生が全身を強打する重傷を負っている。少年は無免許であることから、警察では回復を待って業務上過失傷害と道路交通法違反(無免許運転)容疑で摘発。ナンバープレートの入手経路についても追及する方針。

《石田真一》

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