ヤマハ発動機は、9.9馬力の4ストローク船外機『F9.9F』を開発し、5月1日から発売すると発表した。
F9.9Fは同社の『F8C』をベースに排気量を拡大し、従来の9.9馬力4ストローク船外機に比べ、軽量・コンパクトなうえ、操作性の面でも改善した。また、独自の防食システムや、高強度部品の採用により、高い耐久性や低振動、低騒音を実現したとしている。
環境対応では、EPA(米国環境保護庁)排ガス規制や日本舟艇工業会の自主規制値を満たし、さらに米国仕様では2008年CARB(カリフォルニア州大気資源局)の規制による最高基準値(スリースター)をクリアしている。
価格は24万5700-27万8250円。