自動車部品メーカーのユーシンは、同じ自動車部品メーカーのナイルスを買収することについて検討していると発表した。
ユーシンは主にキーセットなどを生産する部品メーカーで、昨年4月にRHJインターナショナル(旧リップルウッド・ホールディングス)が資本参加して筆頭株主となった。一方のナイルスは、ドアやスイッチ類を主に生産する部品メーカーで、同じくRHJが筆頭株主だ。
ユーシンはナイルスの買収について「今後の成長戦略のための選択肢の一つとして様々な方向性を含めて検討している」としている。ユーシンはナイルスと合併することで、開発や生産体制の効率化を図るのが狙いと見られる。