日本精工、インドに自動車用軸受けの合弁会社設立

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日本精工(NSK)は7日、インドのABCベアリング社(ムンバイ市)と、インドで自動車用軸受け生産会社を設立すると発表した。チェンナイ市近郊で自動車用軸受けを生産し、日系をはじめ、現地に生産拠点を構える自動車メーカーに供給する。

日本精工はABCベアリングに対し98年から軸受けの技術支援を行ってきた。インド経済の急成長と、自動車生産の拡大に対応するため、両社合弁による新会社を設立する。

新会社「NSK-ABCベアリング」は、タミルナドュ州シップコット工業団地内を所在地とし、資本金5億インドルピー(13億円)で設立する。出資割合はNSKが75%、ABCが25%。08年1月に稼動し、HUBユニット軸受け、トランスミッション用玉軸受け、電磁クラッチ用軸受けなどを生産する。

投資規模はまず5億インドルピー(13億円)とし、2010年までに、合計8億インドルピー(20億円)を投資する。

《編集部》

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