交通トラブルを発端にクルマ強奪、2人を強盗傷害で逮捕

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京都府警は1日、今年2月にクラクションを巡る交通トラブルから相手車を襲撃し、運転者に暴行を加えた上でクルマを奪ったとして、21歳の男2人を強盗傷害の容疑で逮捕した。うち1人は容疑を認めたが、もう1人は否認している。

京都府警・右京署によると、事件が起きたのは2月12日の午前1時ごろ。京都市右京区西大路通四条下ル付近の市道で、33歳の男性が運転する乗用車が執拗に後を追いかけてきたクルマに進路を塞がれて停止。男性はこのクルマに乗っていた2人の男たちから顔面を十数回殴られ、さらにはクルマから引きずり出された。男性はその場から逃げ出したが、男たちはこの隙にクルマを奪い、そのまま逃走した。

男性は全治10日間ほどの軽傷を負っており、警察では強盗傷害事件として捜査を開始。その後の調べで21歳の男2人が容疑に絡んだものとして逮捕した。

うち1人は「クラクションを鳴らしながら追い抜いていったので腹が立った」と、発端が交通トラブルにあったことをほのめかしつつ、容疑への関与を認めたた。だが、もう1人の男は「一切知らない」として容疑を完全否認している。

《石田真一》

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