米『コンシューマー・リポート』誌が毎年行っている、読者アンケートによる車の信頼性調査の結果が、3月6日発売の4月号で発表される。GM、フォードなどのアメリカ車は「我々の車の信頼性は日本車に劣らない」とコマーシャルでキャンペーンを行っているが、今年もトップ5ブランドは日系が独占、という結果となった。『コンシューマー・リポート』が選ぶ車のブランドトップ5は、トヨタ、ホンダ、サイオン、アキュラ、レクサスの順。アメリカ車はフォードモーターのマーキュリーブランドが10位、GMのGMCが13位、クライスラーのダッジが22位と、日本のブランドとは大きく差がついている。また、読者が推薦するユーズドカーでは、59モデルのうち実に55のモデルが日本製。うち半数近くをトヨタとホンダのモデルが占めている。『コンシューマー・リポート』ではこのほか、同誌が選ぶ「トップピック」リストも発表している。これはアンケート結果の信頼性が平均を上回り、かつNHTSAなどが行う安全テストでも上位を占め、価格との釣り合いなどから同誌がもっとも「買い」だとするモデルリスト。トップピック●ファンtoドライブ:マツダMX-5ミアータ●高級セダン:インフィニティM35●小型SUV:トヨタRAV4●中型SUV:トヨタ・ハイランダー・ハイブリッド●小型セダン:ホンダ・シビック●大衆車:ホンダ・フィット●ファミリーセダン:ホンダ・アコード●グリーンカー:トヨタ・プリウス●ミニバン:トヨタ・シエナ●中大型セダン:インフィニティG35