三菱化学、自動車関連事業推進センターを設置

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三菱化学は4月1日付でグループの自動車関連事業をサポートする「自動車関連事業推進センター」を設置する。

同社は自動車関連事業を重点事業分野の1つとして掲げ、売り上げも2005年度約1100億円と年々拡大している。しかも、次世代の自動車分野では、安全・環境・快適のバランスの実現が求められており、樹脂や電池など幅広い分野で技術基盤を持つ化学産業の役割がますます大きくなっていくと見られている。

そこで、同社は同分野での成果を実現するにはグループの総合力を発揮することが重要と考え、自動車関連事業推進センターを設立することにしたわけだ。

同センターは、マーケティング部と開発部からなり、マーケティング部は複数の事業にわたるテーマや新素材に関する顧客のニーズを取り扱う総合窓口の機能を、開発部はマーケティング部の情報をベースに複合素材や新素材・モジュールなどの次世代テーマに関しての共同開発を推進していく。

《山田清志》

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