金品を奪う目的でクルマで歩行者に衝突の男を再逮捕

自動車 社会 社会

警視庁は19日、故意に歩行者へクルマを衝突させ、金品を奪おうとしていた49歳の男を強盗傷害容疑で再逮捕した。男は同日に起こした類似犯行で現行犯逮捕されていたが、その後の調べで別の事件を起こしていたことが判明。今回の再逮捕となった。

警視庁・本所署によると、事件が起きたのは1月29日の午後6時30分ごろ発生した。東京都中央区日本橋浜町3丁目付近の区道を歩いていた34歳の女性に対し、後ろから低速で進行してきた乗用車が衝突した。女性はその場に転倒。クルマを運転していた男は、女性が所持していたバッグを奪おうとしたが、女性が大声を上げたために何も取らずに逃走している。女性は打撲などの軽傷を負った。

警察では強盗傷害事件として捜査を開始したが、この事件の起きた約30分後に墨田区内で同様の事件を起こして強盗傷害容疑で現行犯逮捕された49歳の男が容疑に関係した可能性が出てきた。

男は2件について「記憶にない」などと容疑を否認しているが、犯行形態や目撃情報に出てきた容疑車両が似ていることから同一犯と判断。今回の再逮捕を実施している。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集