車内でラーメンを作ろうとして一酸化炭素中毒死

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19日未明、長野県飯綱町内の湖にある駐車場で、64歳の男性が駐車していたクルマの中で倒れているのを家族が発見した。男性は間もなく死亡が確認されたが、車内でカップラーメンを食べるために七輪で湯を沸かし、一酸化炭素中毒になったとみられる。

長野県警・長野中央署によると、警察が事故発生を認知したのは19日の午前1時20分ごろ。飯綱町川上付近の霊仙寺湖畔にある駐車場で、「釣りに訪れていた64歳の男性が駐車していたクルマの車内で意識を失っている」との通報が消防に対し、この男性を捜索していた家族から寄せられた。

これを受けた救急隊員が現場に急行したが、男性はすでに死亡していることが間もなく確認され、消防から警察に対して「変死」との通報がなされた。

死亡した男性は18日午後までには現地へ釣りに訪れたとみられるが、夜になっても帰宅しないことから家族が捜索していた。クルマの助手席にはカップラーメンがあり、後部座席の床には使用した形跡のある練炭が入った七輪と、水の入ったやかんが置いてあった。

この状況から、警察では男性がラーメンを食べようとお湯を沸かしているうち、一酸化炭素中毒になったものとみている。

《石田真一》

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