再組み立てして別のバイクを装った窃盗グループ逮捕

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沖縄県警は16日、盗んだバイクを安価で転売していたとして、浦添市内を中心に活動していた元暴走族のメンバー11人を窃盗などの容疑で逮捕した。盗まれたバイクは約100台で、被害総額は1700万円を超えている。

沖縄県警・浦添署によると、逮捕されたのは別の窃盗容疑で逮捕された30歳の男や、浦添市内の指定暴力団組員など合わせて11人。うち4人は少年だという。

この11人は2005年2月から2006年10月ごろまでの間、沖縄県内の各所で原付バイクから大型バイクまで盗難。一度これを部品レベルまで分解し、インターネットオークションなどを通じて別の都道府県から購入した部品と組み合わせ、車台番号などを変更し、登録可能な状態にして安価で転売していた疑いがもたれている。

メンバーの1人が盗難を目撃した男性に暴行を加えた容疑で逮捕され、暴走族のメンバーであることが発覚。この暴走族のOBや現役メンバーの関与が発覚し、芋づる式に逮捕されていった。警察では余罪についても厳しく追及するとしている。

《石田真一》

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