追い抜こうとしたバイクと接触、逃げていた男を逮捕

自動車 社会 社会

15日朝、奈良県大和高田市内の市道で、原付バイクと乗用車が接触する事故が起きた。バイクは転倒し、運転していた女性が重傷を負ったが、クルマはそのまま逃走した。警察では12時間後に出頭してきた男を逮捕している。

奈良県警・高田署によると、事故が起きたのは15日の午前7時35分ごろ。大和高田市片塩町付近の市道で、路肩を走行していた原付バイクと、これを追い抜こうとした乗用車が接触した。バイクは弾みで転倒。運転していた64歳の女性は路上に投げ出され、頭部骨折の重傷を負ったが、接触してきたクルマはそのまま逃走した。

同署では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始していたが、事故から約12時間後の同日夜に25歳の男が警察に出頭。「怖くなって逃げてしまった」などと容疑を大筋で認めたことから、業務上過失傷害と道路交通法違反の容疑で逮捕している。

出頭まで時間を要していることから、警察では事故当時には酒気帯び状態だった可能性も含め、逃走の理由について追及する方針だ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース