乗用車が電柱に激突、3人重傷

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10日未明、広島県福山市内の市道を走行中の乗用車が路外に逸脱し、電柱と商店の外壁へ次々に衝突する事故が起きた。クルマは大破し、車外に放出された1人が意識不明の重体。運転者を含む2人が重軽傷を負っている。

広島県警・福山東署によると、事故が起きたのは10日の午前3時5分ごろ。福山市東深津町5丁目付近の市道を走行していた乗用車が路外に逸脱し、道路右側に立つ電柱を折り、さらには商店の外壁へと次々に衝突した。

クルマは複数回の衝突で大破し、シートベルト未着用の状態で同乗していたとみられる22歳の男性が車外放出され、頭部を強打して意識不明の重体。運転していた24歳の男性と、同乗していた23歳の男性が骨折などの重傷を負っている。衝突によって商店のガス管が破壊され、漏れたガスに引火して燃え上がるなどの被害も出ている。

現場は幅員4m程度の狭い道。事故の状況からクルマはかなりのスピードを出して進行していたとみられており、警察では運転者の回復を待って詳しい事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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