シカゴモーターショーで発表された新型トヨタ『ハイランダー』の開発では、室内の快適性の中でも、市場から要望の高かった2列/3列目の居住性は特にこだわったポイントのようだ。
レッグスペースは2列目が現行より60mm、3列目が20mm伸ばされほか、サードシートのヒップポイントも25mm高められている。
また今回初採用された便利な機能のひとつに、「“センター・ストウ”シート」がある。2列目シートは最大3名が乗れ、センター部分だけを取り外してフロントのセンターコンソール下部分に収納することができるというものだが、これが全車に標準装備されたことで、キャプテンシートの快適性と、ウォークスルーで3列目へのアクセスが両立された。
サードシートは折り畳み式ヘッドレストの採用で収納時にはカーゴエリアがフルフラットになる。