関西ペイントが発表した2006年4−12月期の連結決算は、自動車用塗料などが好調で営業利益が前年同期比16.8%増の163億1300万円と大幅増益となった。
売上高は同10.0%増の1714億5900万円と、2ケタの増収だった。主にアジア地域での自動車塗料、工業塗料の売上げが伸びたのが主因だ。
利益面では、原材料価格は依然として高止まりしているが、売上げの伸びや経営全般の合理化・効率化に取り組んだ結果、増益となった。経常利益は同11.9%増の184億1100万円、当期純利益は同15.7%増の102億8000万円となった。
通期業績見通しは前回発表したものを据え置いた。