スバル富士重4−12月期連結決算…営業減益 モデルミックス悪化で

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富士重工業が発表した2006年4−12月期の連結決算は営業利益が前年同期比4.8%減の357億円となり、減益だった。

売上高は同1.9%増の1兆587億円と微増だった。国内販売はステラが好調で軽自動車は増加したものの、登録車の落ち込みをカバーできずに売上げ台数はマイナスだった。海外では欧州、豪州の販売が好調で売上げ台数も伸びた。また、航空宇宙部門の売上げも大幅に伸びた。

収益面では、円安による為替差益に加え、原価低減や経費削減で収益を確保したものの、自動車部門のモデルミックスが悪化、営業減益となった。経常利益も同3.2%減の302億円だった。

当期純利益は投資有価証券の売却益の減少があったものの、固定資産売却益が増加したほか、前年同期に特別損失として計上していた割増退職金や開発中止損失が無かったため、同92.5%増の119億円だった。

通期の業績見通しは前回発表したものを据え置いた。

《レスポンス編集部》

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