シャーベット状の凍結路面でスリップ 3人死傷

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1月27日午前、青森県七戸町内のみちのく有料道路で、走行中の軽乗用車と乗用車が正面衝突する事故が起きた。この事故によって軽乗用車の後部座席にシートベルト未着用で同乗していた1人が死亡。運転者を含む2人が重軽傷を負った。

青森県警・七戸署によると、事故が起きたのは1月27日の午前10時5分ごろ。七戸町中天間舘付近のみちのく有料道路で、25歳女性の運転する軽乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきた45歳の男性が運転する乗用車が正面衝突した。

双方のクルマは中破。軽乗用車の後部座席でシートベルト未着用の状態で同乗していたとみられる84歳の女性が胸部強打で間もなく死亡。助手席に同乗していた52歳の女性が胸部骨折の重傷。運転していた女性が打撲の軽傷を負った。対向車の運転者にケガはなかった。

現場は片側1車線の直線区間。現場は積雪した雪が気温の上昇でわずかに溶け、シャーベット状となっていた。警察では軽乗用車側のスリップが事故の原因とみている。

《石田真一》

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