日産ディーゼル工業は、小型トラック『コンドル』シリーズをフルモデルチェンジして、ワイドキャブを24日から、標準キャブ、セミワイドキャブを3月5日から発売すると発表した。
今回発売の車両は、エクステリア・インテリアデザインを一新し、空力性能、居住性を向上させたほか、新長期排出ガス規制に適合させるとともに重量車燃費基準を達成した。
今回、全面改良でエクステリアとインテリアデザインを一新した。セミワイドキャブとワイドキャブはフロントウインドウを直立化するとともに、キャブ内の奥行きと高さを確保するスクエアなデザインを採用した。空力性能を高めながら、広い室内空間を実現した。
インストルメントパネルは波の形をモチーフにしたデザインを採用し、居住スペースの確保と見た目の開放感を実現した。さらにスイッチ類は手の動きに自然にフィットするレイアウトとした。
環境性能では、軽量、コンパクトな新開発の3Lインタークーラー付ターボディーゼルエンジンを搭載し、新長期排出ガス規制に適合させるとともに、重量車燃費基準を達成、さらに一部車種で低排出ガス重量車の認定を取得した。アイドリングストップ&スタートシステムも標準装備した。
また、2007年6月から施行予定の新普通免許に対応した、車両総重量5トン車シリーズを新たに設定した。
価格は型式「BKG-BNR85AR-HE6AA-D」が429万8700円。