酒と薬物で酩酊 事故を起こした女に実刑判決

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昨年10月、酒と睡眠薬を飲んで酩酊状態であるにもかかわらず静岡県浜松市内の市道でクルマを運転し、相手に軽傷を負わせる事故を起こしたとして危険運転致傷罪に問われた32歳の女に対する判決公判が19日、静岡地裁浜松支部で開かれた。裁判所は実刑を命じている。

問題の事故は2006年10月19日の午後7時10分ごろ発生した。浜松市曳馬付近の市道を走行していた軽乗用車が蛇行を繰り返しながら道路標識や電柱に接触や衝突を繰り返し、最終的には乗用車と衝突した。この事故で乗用車を運転していた女性が軽傷を負い、警察では泥酔状態でクルマを運転していた32歳の女を逮捕した。

女は直立していられず、ろれつが回らない状態だったが、後の調べで酒だけではなく、睡眠導入剤も併用していたことがわかった。検察は「酒と薬物による酩酊で正常な運転が出来る状態になかった」と判断。罪状を危険運転致傷罪に変更の上で起訴している。

19日に行われた判決公判で、静岡地裁浜松支部の新谷貴昭裁判官は「被告は事故当時は酒と薬物の服用によって酩酊状態だった」と認定。その上で「衝突の被害者は軽傷で済んだものの、一歩間違えれば重大な結果を生じさせかねないもので、被告の行為は悪質だった」として、被告の女に対して懲役1年の実刑判決を言い渡している。
《石田真一》

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