路上駐車のクルマ強奪、所有者が振り落とされ負傷

自動車 社会 社会

17日午後、兵庫県神戸市兵庫区内の市道で、路上駐車していたクルマに男が乗り込み、そのまま走り去る事件が起きた。クルマの所有者が制止しようとボンネットにしがみついたが、運転していた男は約700mに渡ってジグザグ走行などを行い、この男性を振り落としている。

兵庫県警・兵庫署によると、事件が起きたのは17日の午後1時ごろ。神戸市兵庫区東山町4丁目付近の市道に28歳の男性がクルマを止め、所用を済ませていたところ、40-50歳代とみられる見知らぬ男が運転席に乗りこんでいるのを発見した。

男性は「何をやっている」などと声を掛けたが、男はクルマを発進させ、そのまま走り去ろうとしたため、男性はボンネットにしがみついてこれを阻止しようとした。

男はこの直後にクルマを発進させ、約700mに渡って急加速や急減速、ジグザグ走行を繰り返した。最終的に男性はクルマから振り落とされ、左腕を打撲する全治1週間程度の軽傷を負っている。

警察では強盗殺人未遂事件として捜査を開始。逃げた男の行方を追っている。短時間の駐車だったため、男性はクルマにキーを付けっ放しにして、エンジンも動かしたままだったという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース