直前まで飲酒、逸脱激突で1人死亡

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2日未明、東京都八王子市内の都道で、走行中の乗用車が対向車線側に逸脱し、そのまま道路右側に隣接する民家のブロック塀や電柱に激突した。クルマは大破し、後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた男性が全身を強打して間もなく死亡した。

警視庁・八王子署によると、事故が起きたのは2日の午前4時25分ごろ。八王子市打越町付近の都道を走行していた乗用車が対向車線側へ逸脱。そのまま道路右側に隣接する住宅のブロック塀や電柱などへ次々に衝突を繰り返した。

衝突によってクルマは大破。後部座席にシートベルト未着用の状態で同乗していた全身を強く打って間もなく死亡している。運転していた31歳の男と、助手席の同乗者も打撲などの軽傷を負った。

クルマを運転していた男は酒臭く、署員がアルコール検知を実施したところ、呼気1リットルあたり0.35ミリグラムのアルコール分を検出したため、業務上過失致死と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

調べに対して男は1日夜から現場近くの居酒屋で酒を飲んでいたことを認めている。現場は緩やかなカーブ。事故の状況から警察では速度超過とハンドル操作ミスが直接的な事故の要因と分析している。

《石田真一》

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