車検切れだからひき逃げ、容疑車両を隠蔽の男を逮捕

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滋賀県警は16日、今年11月に滋賀県大津市内で発生した死亡ひき逃げ事件の容疑者から依頼を受け、事故の容疑車両を隠蔽していた59歳の男を証拠隠滅の容疑で逮捕した。事故当時にも同乗しており、早い段階から容疑に関わっていたとみられる。

滋賀県警・大津署によると、問題の事故は11月11日の午後11時40分ごろ発生した。大津市大萱6丁目付近の市道で、酒に酔って路上にうずくまっていた28歳の女性が通過してきたトラックとみられる車両にはねられた。女性は収容先の病院で死亡したため、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

この結果、今月11日に運転していた58歳の男を逮捕。その供述から事故当時に同乗していた59歳の男に容疑車両であるトラックの処分を依頼していたことが判明。この男についても16日までに証拠隠滅の容疑で逮捕している。

事故を起こしたトラックは車検や保険が切れた状態。2人はこの発覚を恐れて逃走したことも捜査で判明している。車両は甲賀市内の空き地で発見されており、警察では車両の検証を進める方針だ。

《石田真一》

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