太陽電池を搭載したベンチュリ『アストロラブ』

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地球温暖化により、2040年には北極の氷はすべて溶けてしまうとするレポートが、米国の科学者によって発表された。二酸化炭素などの温室効果ガスを現在の状態のまま放置すると、北極の氷はこれまでの4倍のスピードで溶解するという。従来の「北極の氷は2070年までにすべて溶ける」とする説よりも、30年早く溶けてしまうことになる。

そんな温暖化対策に有効だと考えられているのが太陽電池を搭載した自動車。フランスのベンチュリ(Venturi)は、太陽電池を搭載した『アストロラブ』(Astrolab)の受注を開始した。税抜きの価格は9万2000ユーロ、デリバリーは2008年1月からとなる。

アストロラブは、3.6平方メートルの太陽電池(21%の効率)を搭載した2人乗りソーラーカー。「四輪の上に舞い上がる羽をつけた」ようなデザインが特徴だ。

太陽光で得られた電気は、ニッケル水素バッテリーに充電できる。また、通常の電源から充電も行える。16kWのモーターを搭載し、バッテリーをフル充電した場合には最長110km連続走行が可能。最高速度は120km/h。全長3800mm×車幅1840mm×車高1200mm、総重量は280kg。

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