横浜ゴムは、コンフォート性と耐摩耗性を強化し、さらに省燃費性能などの環境性能を付与したSUV用ハイウェイテレーンタイヤ『GEOLANDAR H/T-S』(ジオランダー・エイチティー・エス)を2007年2月から順次発売する。
発売サイズは215/80R15 101S〜225/55R18 97Vの全26サイズで、価格はオープン価格。
GEOLANDAR H/T-Sは、今年発売したSUV用オールテレーンタイヤ『GEOLANDAR A/T-S』同様、グローバル・スペックをキーワードに、世界中のあらゆる走行条件に適応するよう徹底的に耐摩耗性、耐偏摩耗性を強化した第二世代GEOLANDAR。
街乗りを重視するSUVユーザーが求めている優れた快適性と乗り心地、地球温暖化や燃料費の上昇に配慮した省燃費性能の向上など、さまざまなニーズに応えるタイヤとして開発した。 すでに海外各国で先行発売されている。
トレッドパターンには、「深溝4本グルーブ」「均一剛性ブロック配列」「サイプイングルーブ」「ラウンドブロック」などを施した新パターンを採用、さらにコンパウンドとコンストラクションの組み合わせを見直した。これらにより、ウェット性能と耐摩耗・耐偏摩耗性を高次元で両立しながら、柔軟でしなやかな乗り心地と静粛性の向上を図った。
走行時に発生するタイヤの歪みを抑制する新開発プロファイルを採用した。エネルギーロスを抑え、ころがり抵抗を低減することで省燃費性能を高めた。この結果、従来品(GEOLANDAR H/T)に比べ、パターンノイズ、ロードノイズをそれぞれ1.8dB、1.3dB低減したほか、摩耗寿命を7%向上、ころがり抵抗を6%低減、ウェット制動性能を6%向上させた。