当たった認識はあったけど逃走 トラック運転手を逮捕

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15日深夜、島根県雲南市内の県道で、道路左側を自転車で走行していた男性が後ろから走ってきた大型トラックと接触する事故が起きた。男性は転倒した際に右手を骨折する重傷を負ったがトラックはそのまま逃走。警察は事故の翌日に容疑者を逮捕している。

島根県警・雲南署によると、事故が起きたのは15日の午後11時40分ごろ。雲南市三刀屋町伊萱付近の県道を58歳の男性が自転車で走行していたところ、後方から接近してきた大型トラックと接触した。男性は転倒した際に右手の骨を折る重傷を負ったが、トラックは止まらずにそのまま走り去った。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。33歳の男が運転するトラックが容疑に関係したと断定し、道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕。業務上過失傷害容疑でも調べを進めている。

調べに対して男は「何かとぶつかったような感じはした」と、接触の認識があったことは大筋で認めている。しかし、それが自転車だったことは「わからない」と話しており、警察では人身事故の認識の有無について調べを進めていく方針だ。

《石田真一》

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