ダイハツ工業は2007年半ばごろから中国市場に初投入する自社ブランド車の販売網を、同年秋までに140店程度に拡充する計画だ。
ダイハツの中国進出プロジェクトは、第一汽車グループの一汽吉林汽車と昨年10月に契約したもので、ダイハツがトヨタ自動車と開発した多目的車を一汽吉林がライセンス生産する。ダイハツがインドネシアで生産している『セニア』をベースに5人乗りと7人乗りのモデルを投入する。
初年度の販売計画は3万台。販売網は一汽グループのディーラーを中心に第1期として120店の参加が固まっている。秋までにさらに20店増やし、初年度の計画達成を図る。