8日午前、長野県茅野市内のスーパーマーケット駐車場で、79歳の男性が運転する乗用車が暴走し、開店を待つために店のドア前で待っていた客の列に突っ込んだ。この事故で1人が死亡。4人が軽傷を負っている。
長野県警・茅野署によると、事故が起きたのは8日の午前9時55分ごろ。茅野市塚原付近にあるスーパーマーケットの駐車場で79歳の男性が運転する乗用車が突然暴走。クルマの直前に立っていた男性の妻である80歳の女性と、開店を待つためにドア付近にいた買い物客の列にそのまま突っ込んだ。
この事故によって、女性はクルマの下敷きとなり、頭部強打が原因で間もなく死亡。ドア付近にいた買い物客4人もクルマと接触したり転倒して打撲などの軽傷を負った。警察ではクルマを運転していた男性から業務上過失致死傷容疑で事情を聞いている。
調べに対して男性は「クルマを駐車スペースに止めようとしていたが、上手く止められなかった」、「止まろうと思ってブレーキを踏んだと思ったのに、それがアクセルだった」などと話している。