複数台のクルマにはねられ女性が死亡

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7日深夜、秋田県大館市内の市道で、道路を横断しようとしていた67歳の女性が2台のクルマに相次いではねられる事故が起きた。女性は収容先の病院で死亡。警察では最初にはねたクルマを運転していた19歳の少年を飲酒運転などの現行犯で逮捕している。

秋田県警・大館署によると、事故が起きたのは7日の午後11時55分ごろ。大館市常盤木町付近の市道で、道路を横断しようとしていた67歳の女性が左方向から走ってきた軽乗用車にはねられた。女性は対向車線側に弾き飛ばされた後、対向車線を進行してきたクルマにも衝突するなどして複数台にはねられた。女性は近くの病院に収容されたが、頚部や頭部を強打。約4時間後に死亡している。

最初に女性をはねたクルマを運転していた19歳の少年からは酒気帯び相当量のアルコール分を検出。飲酒の事実も大筋で認めたため、業務上過失傷害と道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に改め、対向車を運転していた男性とともに調べを進めている。

現場は見通しの良い片側1車線の直線区間。横断歩道や信号機の設置は無い場所だという。少年は調べに対して「女性が横断していることには気がつかなかった」と供述しているが、かなりの速度で走っていた可能性もあるとして、さらに現場の検証を進めている。

《石田真一》

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