23日早朝、富山県砺波市内の北陸自動車道上り線で、走行中の軽乗用車が路外に逸脱して道路左側のガードレールと中央分離帯に激突する事故が起きた。クルマは大破し、運転していた男性は車外に投げ出されて死亡している。
富山県警・高速隊によると、事故が起きたのは23日の午前5時40分ごろ。砺波市太郎丸付近の北陸自動車道上り線で、走行中の軽乗用車が斜行するようにして道路左側に逸脱。速度を維持したまま道路左側のガードレールに激突し、反動でスピンしながら中央分離帯にも突っ込んだ。
少なくとも2回は続いた衝突でクルマは大破。運転していた24歳の男性は車外に投げ出されて全身強打で死亡。立ち往生したクルマには2台の後続車が追突し、運転者が打撲などの軽傷を負っている。
警察では事故原因を調べているが、状況から居眠り運転の可能性が高いという。なお、この事故の影響によって、事故現場を含む北陸道上り線の小杉−砺波インターチェンジ間が約2時間30分に渡って通行止めとなった。