ブリヂストン、アスベスト関連で初の労災認定

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ブリヂストンは、同社工場に勤務していた元従業員が中皮腫で死亡した件について、遺族が労災申請を行い、このたび久留米労働基準監督署より労災認定を受けたと発表した。

元従業員は、1959年に同社に入社し、久留米工場、東京工場、甘木工場を経て、その後同社子会社であるブリヂストンエンジニアリング西日本に勤務し、1998年3月に退職したが、2002年9月に中皮腫で死亡した。

アスベスト関連の労災認定は、同社では今回の件が初めて。

同社グループでは、今後とも幅広く従業員・退職者の健康調査を行うとともに、工場・設備・建物でのアスベスト使用状況を確認し、アスベストの除去や代替品への切り替えを進めていく。

また、今後とも行政・関連団体との情報交換を行い、適時情報公開を行っていくとしている。

《レスポンス編集部》

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