日産自動車が発表した10月の生産・販売・輸出実績によると、グローバル生産台数は前年同月比5.9%増の29万4677台となり、10カ月ぶりにプラスとなった。
国内生産は同0.5%減の10万1619台と微減だった。インフィニティ『G35』(日本名:日産『スカイライン』)や『ムラーノ』などは好調だったが、その他のモデルが低調だった。
国内販売は同1.6%増の5万1809台と微増だった。とくに、登録車の『ウイングロード』などが好調で、軽自動車と合わせた国内販売は13カ月ぶりにプラスとなった。輸出は北米向け、欧州向けとも好調だったものの、その他地域向けが低迷し、同1.7%減の5万8867台と微減だった。
海外生産は同9.5%増の19万3058台と好調だった。メキシコが新型『セントラ』の生産開始で同43.6%増となったほか、英国、スペインも好調だった。