飲酒運転のクルマ、2件の連続事故を起こす

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3日早朝、神奈川県横浜市南区内の市道で、乗用車同士が交差点で出会い頭に衝突。弾き飛ばされた1台が対向車線側で信号待ちをしていたバイクにも衝突し、車両3台が関係する多重事故に発展した。警察では26歳の男を逮捕している。

神奈川県警・南署によると、事故が起きたのは3日の午前6時35分ごろ。横浜市南区中島町2丁目付近の市道で、26歳の男が運転する乗用車が一時停止を無視して交差点に進入。左方向から走ってきた別の乗用車と出会い頭に衝突した。このクルマは押し出されるようにして弾き飛ばされ、対向車線側のバイクとも衝突。結果として車両3台が関係する多重衝突事故に発展した。

この事故で巻き込まれる形で被害を受けたバイク運転の37歳男性が右腕の骨などを折る重傷。被衝突側のクルマを運転していた58歳の男性も首などを打撲する軽傷を負っている。警察では衝突側のクルマを運転していた男を業務上過失傷害の現行犯で逮捕している。

男は酒に酔った状態。直前に別の場所で追突事故を起こし、その逃走中にこの事故を起こしたとみられる。先に起こした事故の負傷者はいなかった。警察の調べに対しては「飲酒運転の発覚を恐れて逃げた」と供述しており、道路交通法違反(酒気帯び運転、ひき逃げ)容疑でも調べを進めている。

《石田真一》

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