アイシン精機、北米でドアフレームの生産能力を1.5倍に増強

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アイシン精機は、北米でのドアフレームの受注拡大に対応して、カリフォルニア州に新会社を設立するとともに、カナダ子会社のアイシン・カンダに第2工場を新設すると発表した。北米でのドアフレームの生産能力を現在の540万本から2010年には約1.5倍に拡大する。

これまで、北米でのドアフレームの生産はアイシンUSAマニュファクチャリングで集中生産し、北米のトヨタ自動車の工場に納入してきた。今回、受注拡大に対応するため、北米でのドアフレーム生産体制を再構築する。

カリフォルニア州ストックトン市に「アイシン・カリフォルニア」を設立する。資本金は500万ドルで、アイシン・ホールディングス・オブ・アメリカが100%出資する。2008年1月から生産開始する予定で、2010年度に1600万ドルの売上げを見込んでいる。投資額は約1000万ドル。

また、マニュアルシートやベルトモールを生産しているアイシン・カナダがストラトフォード市に第2工場を建設してシートフレームを生産する。2008年1月に操業する予定。投資額は2600万カナダドル。

《レスポンス編集部》

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