盗難バイクでひき逃げ、様子を見に戻って逮捕

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25日夜、広島県広島市中区内の市道で、2人乗りの原付バイクが横断中の歩行者に衝突する事故が起きた。はねられた女性は骨折などの重傷。運転していた16歳の少年は一時逃走したが、その後に現場へ戻ってきたところを逮捕されている。

広島県警・広島中央署によると、事故が起きたのは25日の午後8時5分ごろ。広島市中区江波西1丁目付近の市道で、道路を横断しようと歩いていた75歳の女性に対し、2人乗りの原付バイクが衝突した。

バイクはその場で転倒。乗っていた少年は路上に投げ出されたが、運転していた少年はその場から逃走。現場には同乗していた14歳の少年が取り残された。はねられた女性は近くの病院に収容されたが、大腿骨を折る重傷を負った。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。14歳の少年を追及して運転者の特定を急いでいたが、事故から約40分後に現場へ様子を見に戻ってきたところを業務上過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で逮捕された。バイクは盗難車だということも発覚しており、警察では2少年を厳しく追及。バイクの入手ルートも調べる方針だ。

《石田真一》

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