ダイハツ工業の箕浦輝幸社長は26日、2007年3月期中間決算の記者会見で、200万台を超えると見られる軽自動車市場について、「一時的な過熱の要素もあり、量的には今年がピーク」と述べた。
とは言うものの、今後需要が大きく落ちることはなく、軽自動車は環境に優しく、経済的ということで顧客の支持を得ていて、「長期的には安定的に推移する」(箕浦社長)とのことだ。
そんな中で、ダイハツは「カフェプロジェクト」を中心とした店舗の総合力強化を図り、顧客満足度の向上と高効率な国内販売体制の目指していく。
また、商品開発では「スモールカー分野で低燃費トップ、軽福祉車両ナンバーワンを目指していく」と箕浦社長は強調した。