気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2006年10月日付
●電気自動車熱い戦い 次世代本命、リチウムイオン電池 スタンド網やコストが課題(読売・8面)
●いすゞとGM合弁、南アで販売(読売・8面)
●フォード赤字58億ドル、7−9月期(朝日・8面)
●運転代行 駐車場で紹介 期間限定でサービス(朝日・34面)
●新型の小型車「オーリス」発売、トヨタ(毎日・10面)
●Mシュー晴れ晴れ、ラストラン4位、パンクで最後尾→脅威の追い上げ F1ブラジルGP(産経・19面)
ひとくちコメント
主力の北米市場などでの不振が深刻化している米フォード・モーターの7—9月期決算は最終赤字が58億ドル(約6900億円)に膨れあがったという。きょうの日経など各紙が報じている。
それによると、北米事業のリストラ費用計上などが響き、赤字幅は前年同期(2億8400万ドル)の約20倍に拡大、最終赤字は3四半期連続となった。
低迷が長引けば再び追加リストラを迫られそうだが、「リストラ頼みの業績テコ入れには限界も見えており、商品力をどう強化するかがカギを握る。事業再建には時間がかかりそうだ」(日経)とみている。