停車中の故障車に後続車が突っ込む

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11日夜、徳島県上板町内の県道で、路肩に停車していた乗用車に対し、後ろから走ってきた別の乗用車が衝突した。被衝突側のクルマは約3m下の道路に転落。乗っていた3人が打撲などの軽傷を負ったほか、クルマの後部に立っていた男性も重傷を負っている。

徳島県警・板野署によると、事故が起きたのは11日の午後8時30分ごろ。上板町瀬部付近の県道で、路肩に停車していた乗用車に対し、26歳の男性が運転する別の乗用車が衝突した。

被衝突側のクルマは故障のために止まっており、後部付近で点検をしていた18歳の男性がはねられて頭部骨折の重傷。クルマ自体も押し出されるようにして約3m下を通る別の道路に転落。車内にいた20歳の女性と3歳の女児、2歳の男児も打撲などの軽傷を負った。

現場は片側1車線の直線区間。被衝突側のクルマに追突防止の措置は取られていなかったとみられる。警察では衝突側のクルマを運転していた男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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