勤務中の飲酒、衝突事故を起こしたタクシー

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11日未明、大阪府大阪市中央区内の国道308号で、交差点内で右折待ちをしていた乗用車に対し、対向車線を直進してきたタクシーが衝突した。タクシーの運転手は酒に酔っており、飲酒運転の現行犯で逮捕されている。

大阪府警・南署によると、事故が起きたのは11日の午前0時20分ごろ。大阪市中央区谷町6丁目付近の国道308号で、42歳男性の運転する乗用車が交差点内で右折待ちのために停車していたところ、対向車線を直進してきたタクシーが衝突してきた。双方のクルマは中破し、乗用車の男性と、タクシーを運転していた50歳の男が打撲などの軽傷を負った。タクシーに客は乗っていなかった。

タクシーを運転していた50歳の男は酒に酔った状態で、アルコール検知では呼気1リットルあたり0.55ミリグラムのアルコール分を検出。道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕。業務上過失傷害容疑でも調べを進めている。

調べに対して男は「勤務中に缶ビールや日本酒を購入して飲んでいた」と供述。車内からは空になった缶ビール2本も発見。飲酒の事実を認めているという。警察では男が勤務するタクシー会社に対しても事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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