8日深夜、徳島県徳島市内の県道で、道路を横断していた男性がクルマにはねられて重傷を負う事故が起きた。クルマはそのまま逃走したが、警察では目撃情報などから31歳の女を緊急逮捕している。飲酒運転だったことを認めているという。
徳島県警・徳島北署によると、事故が起きたのは8日の午後10時10分ごろ。徳島市応神町古川付近の県道を42歳の男性が徒歩で横断していたところ、走ってきた軽乗用車にはねられた。男性は数メートル弾き飛ばされて頭を強打する重傷を負った。
クルマはそのまま逃走したが、警察では目撃情報から鳴門市内に在住する31歳の女が容疑に絡んだものと断定。9日未明に女を業務上過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で緊急逮捕している。
調べに対し、女は「直前まで酒を飲んでおり、怖くなって逃げた」と供述。飲酒運転の発覚を恐れての逃走だったことを大筋で認めている。警察では飲酒量の特定も急ぐ方針だ。