出会い頭衝突で原付バイクの2少年死亡

自動車 社会 社会

8日未明、奈良県奈良市内の市道で、軽乗用車と原付バイクが交差点で出会い頭に衝突する事故が起きた。原付バイクに乗っていた16歳の少年2人が路上に投げ出されて頭を強打。ヘルメット未着用だったこともあり、収容先の病院で死亡している。

奈良県警・奈良署によると、事故が起きたのは8日の午前2時50分ごろ。奈良市西九条町2丁目付近の市道交差点で、38歳の男性が運転する軽乗用車と、16歳の少年2人が乗った原付バイクが出会い頭に衝突した。

衝突によってバイクは転倒。ヘルメット未着用の状態だった2人は頭を強打し、近くの病院に収容されたものの、脳挫傷などで間もなく死亡した。軽乗用車を運転していた男性も腹部を打撲する軽傷を負っている。

現場は信号機の設置された交差点。当時は軽乗用車側が黄色点滅。原付バイク側が一時停止義務のある赤色点滅だった。警察では双方の安全確認に怠りがあったものとみて、男性から事情を聞くとともに、バイクの運転者特定を急いでいる。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース