ブリヂストンが値上げへ---国内市販用タイヤ最大手

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ブリヂストンは、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を2007年2月1日(冬用タイヤは2007年4月1日)から値上げすると発表した。
 
今回値上げ幅は、乗用車タイヤ・小型トラック用タイヤが平均5.5%、トラック・バス用が平均8.0%、建設車両用が平均10.0%、二輪車用が平均5.5%。
 
タイヤの原材料である天然ゴムと合成ゴム・カーボンブラックなど石油化学系原材料の価格は、一時的には天然ゴム相場、原油市況の下降傾向が見られたものの、未だ高値水準が継続している。同社では、生産性の向上やコスト削減などの施策を重ねてきたものの、企業努力のみでこれを吸収することはもはや困難な状況であると判断、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を値上げすると、している。
 
タイヤの出荷価格は、原材料高を理由に、2005年秋に各社が値上げしたが、ブリヂストンは2006年春まで先送りした。今回はブリヂストンが率先して値上げし、他社が追随するのは必至だ。

《レスポンス編集部》

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