飲酒運転の教諭、電柱に衝突 取り調べもできない泥酔

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5日夜、長野県駒ケ根市内の市道で、走行中の軽乗用車が路外に逸脱し、電柱に衝突する事故が起きた。警察では泥酔状態でこのクルマを運転していた51歳の男から道路交通法違反(酒酔い運転)容疑で事情を聞く方針だ。男は市内にある高校に勤務する教諭だという。

長野県警・駒ケ根署によると、事故が起きたのは5日の午後9時10分ごろ。駒ケ根市北割一区付近の市道を走行していた軽乗用車が、交差点を左折しようとした際に路外へ逸脱。そのまま道路脇に設置された信号柱に衝突した。事故によってクルマは中破。

運転していた男がなかなか車外に出てこないため、事故を目撃した近隣住人がドアを開けて救出したが、男は酒に酔い潰れて寝ていただけだった。

警察では事故を飲酒運転原因と判断。男の呼気からは高濃度のアルコール分を検出したため、道交法違反で検挙した。しかし、泥酔状態のために事情を詳しく聞くことができず、聴取は事実上の先送り。ただし、男が市内の高校に勤務する教諭ということは判明している。

男が勤務する高校は事故当日が休校日にあたることから、昼間から飲酒していたとみられる。警察では男からさらに事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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