【ITS世界会議06】記念に駐車違反切符いかが?

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【ITS世界会議06】記念に駐車違反切符いかが?
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日本では、6月に導入されたばかりの駐車監視員の民間委託だが、イギリスでは、10年以上の歴史を持つ制度。現在ロンドンで開催中の「第13回ITS世界会議」の会場では、イギリスの監視員が使用している携帯端末も紹介されていた。

専用端末はT-Mobileの『MDA』という端末。違反を犯している自動車を見つけたら、タッチスクリーンに表示されるメニューから、必要な項目を選択するだけで処理が行える。違反車のナンバープレートをソフトキーボードから入力する以外は、プルダウンメニューからの選択で作業は行える。

入力したデータは、駐車違反を処理する本部に送られる。いったん本部に送られたデータは、端末上では変更できないようになっている。もし仮に端末上で変更が行えるようになると、違反を犯したドライバーが、監視員を脅迫して修正を求めることが考えられるためで、これを防止するための措置だ。ドライバーは、違反切符に対して異議を申し立てたい場合は、本部に対して書面で不服申請を行わなければならない。

最後に携帯用プリンターで、違反切符を印刷して違反車に張り付ける。会場では、その場で違反切符を印刷してくれるので、自宅近くの道路が標示された違反切符を記念に持ち帰る人もいた。

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