【ITS世界会議06】走った分だけ課金…ほんとにやるの?

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英国ロンドンのエクセル(ExCel)にて開催中の「第13回ITS世界会議」の展示会場では、ロンドン交通局(TfL: Transport for London)が採用を検討している、自動車の走行距離に応じて課金するシステムの展示も行われていた。

現在のロンドンでは、渋滞課金(Congestion Charge)と呼ばれる、ロンドン中心部の指定地域に自動車が入った場合に一定額を支払う制度が採用されている。しかし、これは、いったん課金された後の道路の利用状況に差があるために、ドライバーからの不満も大きい。

そこで、現在ロンドン交通局が検討しているのが、走行距離に応じて課金するシステムで、すでにロンドンの一部地域で試験運用が行われている。ただし、本格的な導入計画はいまのところ無いようだ。

試験運用では、14社のメーカーのGPSユニットがテストされた。もっとも性能の良かったGPSユニットでは、実際の走行距離と測定された走行距離の平均誤差が5.1m、実際の地図との整合は98.5%、課金の誤差はプラスマイナス0.82%という結果だった。

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