23日、東京都立総合工科高等学校にて、日本EVクラブ企画の中学生ハイブリッド教室「ハイブリッド車をつくろう!」の第4回が開かれた。
今回組み立て作業を行うのは、ハイブリッド車の動力システム部。エンジンはヤマハ『BOX』の49ccエンジン、モーターはイギリス「LEMCO」のモーター、発電機はトヨタ『クラウン』のマイルドハイブリッド用を使用。各ユニットをデファレンシャルギア、ベルトを使った増速機構でつなげていく。
参加者はAグループからEグループまで5つの班に分かれ、組み立てる部分もAからEまで、5つのブロックに分け、それぞれ各ブロックの作業を担当する。
Aグループは、エンジン、出力側シャフト、電磁クラッチの組み立て、Bグループは、動力分割機構、発電機の組み立て、Cグループは、発電機側増速機構の組み立て、Dグループは、出力側増速機構の組み立て、Eグループは、モーターとデファレンシャルの取り付け、といった具合だ。
作業前に、赤でコーディネートされたエプロンと手袋が配られたのだが、エプロンを身に付けるのには、みんな慣れていないのかちょっと手こずっていた様子だ。
部品はあらかじめ、各ブロックごとにテーブルの上に用意され、まずは、各グループの担当スタッフによる、道具の使い方や、パーツの機構の説明のもと、部品を組み上げていった。