タイヤの交換中にはねられ2人死傷

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17日未明、東京都町田市内の国道246号で、路肩にクルマを止めてパンクしたタイヤの交換を行っていた男性2人が、後方から走ってきたクルマに相次いではねられる事故が起きた。1人が死亡、もう1人も重傷を負ったが、クルマはその場から逃走している。

警視庁・町田署によると、事故が起きたのは17日の午前2時30分ごろ。町田市鶴間付近の国道246号で、路肩にクルマを止めてパンクしたタイヤの交換作業を行っていた男性2人が、後方から走ってきた乗用車に次々とはねられた。

2人は近くの病院に収容されたが、このうち48歳の男性が全身強打で間もなく死亡。50歳の男性は折れた肋骨が肺に刺さるという重傷を負っている。

現場は片側2車線で、見通しの良い直線区間。2人の乗ったワゴン車は付近を走行中に右後部のタイヤがパンク。路肩にクルマを止めて交換を行っていた。衝突を防止するための三角表示板や発炎筒は置かれておらず、2人が仕事で使う「清掃注意」の立て看板がその代わりとして後方に置かれていたという。

逃走したクルマは白いスポーツカーとみられており、警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。その行方を追っている。

《石田真一》

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