イギリスで今年4月、目が見えないにもかかわらず自動車を運転したドライバーが逮捕され、危険な運転をした罪で、先頃、懲役3カ月・執行猶予1年の判決を受けた。
運転していたのは、爆弾テロで両目を失明したイラク人で、助手席に乗っていた友人の指示に従って公道を走行していた。ふらふらした走行に不審を抱いた警官が停止を命じたが、この警官は、イラク人が車から降りてサングラスを外すまでは、失明していることに気がつかなかった。
このイラク人は、「自分の運転の技術を試すために運転した」と、その動機を語っている。また、助手席に乗っていた友人は、免停中だったという。