世界初、冷間成形ハブユニットを開発 日本精工

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日本精工は、世界で初めて、乗用車ホイール用ハブユニット軽量冷間成形ハブユニットを開発したと発表した。

従来は熱間鍛造していたが、高強度材を冷間成形でハブユニット軸受の部品であるハブシャフトと外輪という複雑な形状を作るための新工法を開発した。小さな荷重で大きな面積のフランジ部を成形する「側方押し出し工法」を活用した。

冷間成形化で、加工硬化、表面粗さの向上、ファイバーフロー連続化で、応力集中部の強度を向上できた。これによって、ハブユニット軸受全体で15%以上、ハブシャフト部分では30%減の軽量化を達成した。

同社では、コンパクトカー向けに2009年以降の生産開始を目指して商品開発を進める。初年度には年間10億円の売上を目指す。

《レスポンス編集部》

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