2日午後、高知県香南市内の林道で、軽乗用車がカーブを曲がりきれず、道路左側のコンクリート壁に激突する事故が起きた。クルマは中破し、助手席に同乗していた男性が頚部強打で死亡した。
高知県警・香南署によると、事故が起きたのは2日の午後2時10分ごろ。香南市香我美町舞川付近の林道で、走行中の軽乗用車がカーブを曲がりきれずに路外へ逸脱。道路左側のコンクリート壁に衝突。
クルマは左前部が中破し、助手席に同乗していた65歳の男性が頚部強打で間もなく死亡。運転していた77歳の男も腕などを打撲する軽傷を負った。死亡した男性はシートベルトを着用していなかったとみられている。
運転していた男からは呼気1リットルあたり0.15ミリグラムのアルコール分を検出したため、警察ではこの男から業務上過失致死と道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で事情を聞いている。