BPエクスプロレーション・アラスカ・インクは、プルドー湾油田を閉鎖すると発表した。
プルドー湾油田は、問題箇所を発見する作業で、石油輸送ライン12カ所で16の異常が発見され、この再調査で少量の石油漏れが発見された。
現在、石油漏れは抑えられ、浄化作業を進めている。パイプラインは8月6日から停止しているが、石油輸送ラインの腐食が予想以上に進んでいることから段階的な閉鎖を決めた。
油田の閉鎖には一定期間必要で、対応が長期化した場合、アラスカ・ノース・スロープの産油量は日量40万バレル減少することが予想されており、沈静化していた原油価格が再び高騰することが懸念されている。