バスのタイヤ、路面に吸い込まれる

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22日深夜、東京都渋谷区内の国道20号で道路が突然陥没し、走行中の路線バスが立ち往生する事故が起きた。ケガ人はいなかったが、バスは左後輪タイヤが半分ほど地面にめり込む状態となり、脱出までには2時間近くを要した。

警視庁・代々木署によると、事故が起きたのは22日の午後10時10分ごろ。渋谷区初台1丁目付近の国道20号で、左折しようと減速していた京王バスが運行する路線バスの左後輪が突然地面にめり込み、走行することができなくなった。

タイヤはあっという間に直径の半分ほどが地面に吸い込まれ、バスはその場に立ち往生。乗客乗員にケガはなかったが、現場付近は付近で発生した漏水事故の影響により、同様に地面が緩んだ状態になっていると考えられたため、容易にジャッキアップ作業が行えず、復旧までには約2時間を要した。

警察では道路を管理する東京国道事務所や、漏水確認工事を近くで行っていた東京都水道局の関係者から事情を聞いている。

《石田真一》

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